無味の炭酸で歯が溶ける!? | 岡山市南区福成 歯科たけむらクリニック

無味の炭酸で歯が溶ける!?

こんにちは。歯科たけむらクリニックです。

最近、味付けをしていない無味の炭酸水が多く売られています。無味なので虫歯にならないと思っている人が多いと思います。
たしかにコーラなどのように沢山の砂糖を使用している飲物の方が酸性度が高く、歯が溶けやすいです。

水は中性なので、無味の炭酸水は中性と言えそうですが・・・
炭酸水のほとんどがPH5.5に近い数値を示しています。

*****「PH」とは?*****

歯が溶けやすい指標として使われるものです。一般的にPHが5.5以下だと”歯が溶けやすい”と言われています。
PHとは、酸性中性アルカリ性を示すもので、中性7として、これより小さい数値は酸性、大きい数値はアルカリ性となります。

食事をすると、口の中は酸性に(PHは低く)なり歯の歯の表面の成分であるカルシウムとリンが溶け始めます。これを脱灰と言います。
40分程時間が経過するとPHは高くなり、溶かされた歯の成分は元に戻され再石灰化されます。酸性になる時間や回数が多いと、歯が溶け続け虫歯が進行します。

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歯を溶かす力は弱いかも知れないけれど、酸性であることに違いないので、歯を溶かす可能性は十分にあります。

炭酸って、こんなに怖いんですね😱

皆さんも気をつけましょう☺️✨

詳しくは医院にて、、、🍀

お待ちしております😌