よく噛むとは(続き) | 岡山市南区福成 歯科たけむらクリニック

よく噛むとは(続き)

昨日から急に寒くなりましたが、皆さん体調には十分気を付けて下さいね
さて、早速ですが先週の続きのお話をしたいと思います。
歯の位置や舌の位置が理想的でなくなると、それが原因で、

  1. 口呼吸(口を開けて呼吸をする事)になりやすい。
  2. そして口からウィルスが入りやすくなり、風邪引きやすく治りにくくなる。
  3. そうすると慢性的に鼻が出たり、咳が出たりと耳鼻咽喉科の先生にお世話になる。
  4. 鼻やのどが悪いと、睡眠障害などが起こりやすくなり又、集中力もなくなってくる。

と、色々な事が考えられます。
この話を聞いた、子持ち(2才2ヶ月)うちの衛生士さんは、「怖~~い」
「どうやって育てたら良いのか分からない!!」と言っていました。
私が思うに、そんな神経質にならずに噛みごたえのある又は繊維質の多い物を食卓に並べればよいのではないかと思います。
長くなってきましたが、もう少し続けさせて下さいね。
同時に口の中には、唾液が出る腺(唾液が出る場所)がいくつかあり、その中の1つ耳下腺の発育が噛まない事によって少なくなると、とても大切な唾液の量が少なくなり、虫歯や歯周病にかかりやすくなっていきます。
余談ですが、食物中の発ガン物質の発ガン性や生活習慣病を発症させる活性酵素を唾液にわずか30秒浸すだけで、ほとんど消去できるそうです!!
子供だけでなく、私自身、主人もよく噛んで食事をするという事を気を付けて生活したいと思います。来週はもっと堅くない話をしましょうか(笑)