先日「おくりびと」という映画がアカデミー賞(外国語部門)をとり、久しぶりに明るいニュースが飛び込んできました。
私は最近、と言っても2年前になりますが祖母が亡くなり(92歳だったので老衰でした)仕事を抜けて駆けつけた時、たまたま「納棺の儀」と言われる場に立ち会った経験があります。
確か、男性と女性2人の方が担当で今思えば祖母は女性なので、女性の方がおられたのかな?と思いましたが・・・とても丁寧に祖母の仕度をして下さり、最後は薄化粧まで
主人公の本木雅弘さんの亡くなった方を扱う、手さばきなどが素晴らしいとコメンテーターの方が言っていましたが、本当の現場の方も全く同じでした。
私はこんなに亡くなった方が丁寧に扱ってもらっているとは思いませんでした。人生の中で自分が主役になれるのは産まれた時、結婚する時、そして死ぬ時なのかな~と思いました。「納棺の儀」の様子を見ていると舞台でも見ているような気持ちになったのを覚えています。
子供にもこのような経験をさせると生と死について良い勉強になるのかなと思いました。